「MOUTHWASHING」
※情報は2025年1月時点のものです。また、すべての情報を網羅しているものではありません。
【プラットフォーム】PC(Win)
【対象年齢】-
【ジャンル】アドベンチャー ホラー
【プレイ人数】1人
【発売日】2024年9月27日(Steam)
【価格】1500円(Steam)
【対象年齢】-
【ジャンル】アドベンチャー ホラー
【プレイ人数】1人
【発売日】2024年9月27日(Steam)
【価格】1500円(Steam)
【開発/発売】Wrong Organ /CRITICAL REFLEX
【プレイ時間】1周4時間前後
【収録内容】テキスト日本語対応
Steamストアページ→「Mouthwashing」
【あらすじ・導入部】
ポニー運送の長距離宇宙貨物船タルパ号は、貨物の発送予定日数382日のうち147日を経過した所だった。乗り組み員は5名。4名はいつものメンバーで1人インターンで参加した者を含んでいた。いつも通りだったはずのタルパ号に深刻な事件が起きてしまう。
隕石の衝突事故を起こしてしまったと考えられる船長のカーリーは、全身に大火傷、体の部位欠損という重症を負う。カーリーを生かしながら残った船員たちで救助を待つことになる。極限状態の中で人間関係が起こす悲劇、そして事故の真相は…
一人称視点で宇宙貨物船内を探索する、心理ホラー系のアドベンチャーです。事故を起こして制御不能になった宇宙船の中、限られた食料を分け合いながら生存者たちが過ごす…そういう密室パニックものです。
ホラーチックな部分はプレイヤーを追いつめるような箇所があるところ、怪我人の深刻な状況と後半カニバリ的な描写がある所、驚かす要素が少しだけあります。概ね怖い部分は精神世界的な場面です。
宇宙船内はそれほど広くなく、利用出来る施設も限られているため、迷うことはありません。その都度やるべきタスクが提示され、その通りに行動することで話は進んで行きます。
この作品の厄介な所は、時間が章によって前後することです。例えば衝突後数ヶ月経った時をやっていたと思ったら、次は衝突前に時間が戻る…と言った感じです。最初は混乱しますが、何故時間を行き来させるのかということに思い至れば、この演出は絶大な効果を生み出します。このゲームはサスペンスでもあるのです。
操作キャラは衝突後はジミーという副船長ですが、衝突前はカーリーという事故を起こしたと思われる船長なのです。プレイしていくと何故事故が起こったのか、事故前に何があったのかということが分かって行くようになっています。
そして判明する事実に絶望し、乗り組員たちのその後にやるせなさと哀しみを感じるのです。聖人でも悪人でもない、ごく普通の人達が極限状態に陥った時、殆どの場合は協力し合うのだと思います。自分が出来ることを最大限やればいいのです。タルパ号でも事故後すぐはそうだったのです。
しかし、たった一人の人物によって事態は最悪の状況になっていきます。正直言うと態となのか、それとも悪気がないのかプレイしても分かりませんでした。嫌悪を催す精神世界の描写は彼だけのものだったのでしょうか。
はっきり描写されず言葉や態度だけで想像する必要があることもあります。ローカライズは結構ちゃんと出来ている…とは思いますが、日本語話者だとちょっとよく分からない言い回しの部分もあります。自然な会話を心がけたのだと思われます。
シナリオ部分よりも多くプレイしているかもしれないのが探索部分です。特に精神世界のような場所をプレイするパートはホラー感があり、難しい所もあります。
アクション要素はほぼないですが、貼り紙に書いてあるヒントを元に実行しなければ全く進めなかったりと、理解力が試されます。この手のゲームに慣れているかどうかは結構大きいと思います。言われた通りに素直にプレイすることも大事です。
と、言うわけで。今回は去年末からかなり話題になっていた作品をプレイしてみました。評判の通りの良作だと思います。そして実際プレイしなければ分からない所もあります。会社のブラックさもそこかしこに散りばめられていて、気が重くなります。
なんともやるせない終わりでムナクソ悪いですが()、鬱展開が好きな人にはたまらない内容だと思います。私も楽しんで(!)プレイさせて戴きました。
ビジュアルは今時の感じじゃなく、ドットとポリゴンを合わせたようなレトロ感のあるものです。そういうのが好きな私にはたまらない一品でした。





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