「The Vagrant」プレイ感想

 The Vagrant(バークラント)/SWORD OF THE VAGRANT(ソードオブザバークラント)

※ブログ内の情報は2022年のものです。2022年12月、プレイステーションストアにて販売開始しています。


【プラットフォーム】PC(steam) PS4
【対象年齢】CERO:C(15才以上対象)
【ジャンル】2DアクションRPG
【プレイ人数】1人
【発売日(DL)】2018年7月13日(Steam)/2022年12月1日(PS4)
【価格】410円(Steam)/990円(PS4) セール有
【開発/発売】O.T.K Games/SakuraGame(steam)・Rainy Frog Co.Ltd(PS4)
【プレイ時間】20時間前後
【言語】日本語対応
steamストアページ→「The Vagrant
プレイステーションStore→ 「SWORD OF THE VAGRANT

【あらすじ・導入部】
 放浪の剣士(傭兵)ヴィヴィアンは、失踪した父を探すため、父が最後に目撃されたミスリリア大陸を旅することにした。

大陸に向かう船の中で、剣呑なことを告げ姿を消す謎の紳士。直後に嵐にあって船は転覆。ヴィヴィアンはなんとか陸地に辿り着く。そこで獣に襲われる女性・ルシアを助けたことが縁で彼女を村のはずれの地まで護衛することになるのだが、そこにあったのは…。



 今回プレイしてみたゲームは「The Vagrant」です。2D横スクロール型のアクションゲームです。プレイヤーは主人公の剣士ヴィヴィアンを操作して敵を倒しながら、フィールドを探索・敵を倒しつつストーリーを進めていきます。※2022年12月にはプレイステーションstoreで販売が開始したのでPS4でもプレイ可能になっています。ここではPC版のプレイ感想となっています。

 まず最初に、このゲームをプレイする際には必ず推奨環境を確認してからにしましょう。それからゲームコントローラーが利用できる場合は使用すると快適にプレイ出来ると思います。



 最初にプレイしてみて一番強く感じたことなんですが…制作者さんも公言?されている通り、かなりヴァニラウェアさんっぽい作品です。ビジュアルは勿論マップの表示やら細々としたところがかなりそれっぽいです。厚塗り手描き風のビジュアルが好きな方は、まず見た目は好印象ではないでしょうか。


 アクションということで、それぞれのキーに攻撃が割り振られ、ジャンプ・方向キーと組み合わせて多彩な動き・技を出すようになっています。ゲーム開始時にコントローラー(ゲーム用のアレ)の使用を推奨する表示が出ますが、全くその通りで(笑)アクションをするのにキーボードを使用するのはなかなかに大変です。正直に言うと、推奨環境でプレイしていない場合は結構苦戦すると思います、戦闘も探索も。つーか、しました…。

 セーブは石碑かキャンプファイヤー(焚火)でします。石碑はテレポートという機能もあり、到達している石碑間だったら一瞬で移動できます。焚火ではレシピと材料があれば料理も出来ます。料理はHP回復の他にステータスの強化効果が得られたりします。レシピ入手方法は店で食事をしたり、商人からレシピを購入することで手に入れられます。


 宝箱については、攻撃をすると開けられるのですが、特定の鍵を使用する場合もあり、鍵を使わないで破壊して箱を開けた場合は中身が壊れてしまうこともあります。ちょっと特殊な形の宝箱を見つけたら攻撃しないよう慎重に調べます。

 マップには現在位置、セーブポイント、目的地、ボスの位置が表示されるため、探索しやすくなっています。しかし、次元の狭間といったお金を払うことで強敵にチャレンジ出来る場所はマップにマーキングがないので、ここにチャレンジするのはやりこみ要素かなと。

 HPを回復するポーションには使用後数秒間クールダウンみたいな状態があり、この間に再びポーションを使用した場合は効果が低くなってしまいます。アイテムを使うタイミングも考慮する必要があり、ボス戦などの厳しい状態の時でもそのことがあるのでギリギリの戦いが出来るというスリリングさはあります(笑)。

 マップでの通常戦闘ですが、出現する敵をスルーして別マップに移動出来る場合と、壁が出来る戦闘があり、壁が出来た場合は敵を全て倒さないと通れません。



 敵を倒してもマップ上にあるオブジェクトを壊しても割とじゃんじゃんアイテムが出てくるのでそこが結構楽しいです。アイテムや料理が高めの設定なので序盤なんかは金策のための戦闘を黙々とこなすことになりますが、回復する料理アイテムなんかも敵がドロップすることが割と多く、苦になりません。

 ただ、序盤からジャンプ攻撃などをしなければならなかったり、飛び道具と近接攻撃を使い分ける敵がいたり、盾でこちらの攻撃を完全防御してしまう敵もいたりして、アクションに慣れていない人だと難しく感じることはあるかもしれません。

 最初の方で倒さなければならないボス(強敵)の体力はかなり多く、大変でした。基本ボスの体力は高めです。ボスは大体アグレッシヴに攻撃してくるので、攻撃パターンを読んで躱しながらその隙に攻撃…という感じが主な戦い方になると思います。炎や水・雷などの属性で付加される効果を利用するのもよし…ポーションを大量に用意してノーガードでボコるのもありかと…(大雑把)


 他にも特定の部位を攻撃しなければダメージを与えられないボスもおり、体力は少なめでも隙を作るのに時間がかかる場合もあります。

 上記で書いたように、少々難易度は高めという感じではありますが、上手い方であれば割とスイスイと進められると思いますし、コツさえ掴めばアクションに慣れていない方でも段々スムーズに進められるようになると思います。



 スキルやアビリティなどのステータス周りについてですが、道中発見するアイテムなどでアビリティが解放されていきます。そしてメニューではバトル後敵がドロップしたり、オブジェクトを破壊すると入手出来るマナを使用してのスキル成長・武器防具の強化が出来ます。

 攻撃や防御、特殊技を強化していくだけではなく、先に言ったようなクールダウンの時間を短縮したりなどの補助的なものもあります。それから空中でもう1回ジャンプ出来るという技は早めに覚えておくことをオススメします。これは戦闘時だけではなく、探索時にかなり重要だと思います。


 ストーリー・ジャンルについて。このゲームはミスリリアという大陸?を舞台にしたダーク寄りのファンタジーアクションRPG(おつかい)です。おつかいというとぬるいように聞こえてしまいますが、序盤から厄介な魔女の言いなりになるような事件が起きてしまい、魔女の言う通りにアイテムを入手するために危険な場所に行く事になってしまいます。

 しかしそうやって危険な旅を続けるうちに、主人公ヴィヴィアンの生い立ちとアカデミアという組織の闇が見えてきます。ストーリーは暗い展開で、序盤から人が死んだり人間の嫌な部分が見えるイベント多めです。明るい展開は無く、終始ほの暗い雰囲気で進みますので、そういうファンタジーが好きな方には合うストーリーではないかと思います。



 ボスイベントごとに演出が工夫されているのはとても良いと思います。主人公ヴィヴィアンだけではなく、登場人物全てが個性的で毒があります。商品を買わなかったら暴言吐かれたとかなんて日常茶飯事だと思って下さい(笑)。


 海外のゲームであり、翻訳などは少々気になる所もあります。ですが、概ね問題のない翻訳だと思います。思わせぶりな言い方(言い回し)でわかりにくく感じるかもしれませんが…。

 メニューやステータスの画面でテキスト(文字数)が多すぎるのか、重なって表示されてしまう部分もありましたが、これも大事な部分が分からないという程ではなかったのがセーフかなと。とはいえ折角テキストを考えて書いていると思うので、綺麗に表示されるように改善されるといいかなぁと感じました。

 あまりお店が機能していないというところももったいない気はします。ほとんどのお店で置いてあるものは拾うことが可能なのです。商人によってかなり高くなりますし…(笑)。だからこそ…というか、お金を節約するために買わないでプレイすることは可能なのは良い点でもあるかもしれません。

 スキルツリーでも多少気になる点はありましたが、進行不能になるような問題はなく、値段が安いのに20時間は遊べるボリュームがある良いゲームだと感じました。


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